抜粋した文章を読みたい方はこちら→「Facebook、Quoraのユーザー獲得チームの秘密」イベントに参加してきました。
——以下メモ——
シリコンバレーでは獲得ハッカーという新しい職業がいる。
プロダクトでユーザーを獲得するための職業
2007年、Facebookが5000万人のときにユーザー獲得チームを立ち上げ5億人まで増やした。
Facebook→Twitter→現在はQuoraで働いている。
ユーザー獲得チームの事例は今のところほとんどないが、10年後には50%以上になるだろう。
ファイナンスチームとおなじようにユーザーの出入りをはかるチーム
ファイナンスチームはお金の出入り
ユーザー獲得チームはプロダクトの改善を行うので影響力がある。
ユーザー獲得チームを建てる意味は、資金調達がしやすくなる。
→ユーザーがいかに根付いているか、どれくらいの人数が離れているかが明確になるので説明しやすい
リクルートがしやすい。成長しているので。
ファイナンスチームよりユーザー獲得チームのほうが重要である。
chumed,signups,deactivated,reactivations,netactive
ユーザー獲得チームが考えることはいつも以下のこと
1,sign upをいかに増やせるか
2,reactivationがいかに増やせるか
3,deactivationをいかに減らせるか
解析は複雑にしがちだが、人に伝わるようにシンプルにわかりやすくする
サインアップのスパイク(一気に伸びるきっかけ)がかかるのはローンチしてTechchrunchにのったときなど
30日後くらいに非アクティブユーザーに9割程度がなっていく。メディアを使ってユーザーを獲得するのは悪くないけど、プロダクトを通していかにユーザーを獲得していく仕組みを作れるか、非アクティブユーザーが減る仕組みを作れるかが大切
そのあとにユーザー獲得チームが結成され、どのようにsignupを増やせるか、他の部分からユーザーを獲得出来る部分がないか考える。サステイナブルなユーザーがいくらいるか計測する。そして様々なテストをする
メールを送るのがユーザーが戻ってくる一番の手段。メールが一番インパクトがある。
ユーザー獲得チームは他のチームとは違って、全てのチームを上から補完的にみて考える。
例:
ホームページは製品の顔
製品の顔は広くあけておくべき
ホームページは色々製品のよさを伝えたくなる
SignUp以外のものを色々配置してもそこからSignUpをする人は0だった
SignUpの邪魔になるものは邪魔なのでいかに早くSignUp出来るかどうか。
すぐにサービスを体験出来るように窓口はひろくしておくべき
ユーザー獲得チームの価値はいかに早くコンバージョンの改善が出来るかどうか
ソーシャルのちからはすごい。
Facebookの友達がアプリを使ったか表示出来るプラグインがあるとsignupしやすくなる。これがあると大体2割程度signupがあがる
サイトのスピードが大切。スピードがサイトの成長やユーザーの獲得につながる。
myspaceは自由にカスタマイズ出来るようにしたせいでgifアニメや動画などをユーザーが勝手にあげていったため、スピードが遅くなった。これが1つのFacebookに負けた原因ではないか。
ユーザー獲得チームは表面だけでなく裏側(開発)もする。レスポンスの速さがお金になる。
500ms遅くなるごとに10%ずつユーザーが減っていく。
ユーザー獲得していくには、マインドセットが重要
常にテストをしてスピーディーに試していく。
ユーザー獲得チームはスポットライトが当たらない職業だけど、それでも大丈夫な人が出来る仕事。
何回も繰り返して試すことが重要。やればやるほど直感が働くようになる。
Qテストを思いつくプロセスは?
A賢い人を部屋に集めて仮説をたくさん集める
時間をかけずに集められそうなものを上位にあげる
エンジニアリングが必要でないものから試す
300個出た中で20%はクレイジーなアイデアを仕込む
勝手にプロフィールを作って、アドワーズで一番上に来るように仕込んで「ここにクレームを言おう!」みたいなアイデア
枠にとらわれないことが大切
ユーザー獲得チームの1つのKPI、非アクティブユーザーをアクティブユーザーに
非アクティブユーザーとアクティブユーザーの違いは友達の違い
友達が少ない人は非アクティブユーザーになる
なのでいかに友達を増やせることが出来るか
Facebookの友達検索
誰でもすぐに使えるようにすることが重要
Facebookの文化で大切なこと
1,早く動いて壊せ
2,完璧にするよりもまず終わらせろ
done is better than perfect. (完璧を目指す前に終わらせろ、といったニュアンス)
Q,ユーザー獲得チームとマーケティングチームをわけるべきか
わけるべき。なぜならKPIが違うから。
ユーザー獲得チームはすぐに達成出来るKPIを設けるが、マーケティングチームは長期的な視点、ブランディングなどをKPIにするため
toBでも人事部長をいかにリーチするか、そして何に苦労しているのかを考えて作らなければならない。
何に困っていてどうすれば解決出来るかを常に考えるべき
——以上メモ——
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